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LOTUS 79

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16 July 1978 BRITISH G.P
RONNIE PETERSON

このモデル、すでにイギリス、西ドイツでは煙草広告の規制が始まっていてJ.P.Sの文字がありません。
そして、スウェーデンG.P頃からOLYMPUSのスポンサードが始まっています。

第6戦ベルギーG.P、M.アンドレッティのドライブで本格的にLOTUS 79がデビューした。
この時何故か予選ではC.チャップマンが欠席したが、LOTUS 79のデビューは予選から本領発揮した。
なんと2位のフェラーリ312T3のC.ロイテマンを0.8秒も引き離してのポール・ポジション!
この知らせを聞いたC.チャップマンは、必要以上にタイムアタックした事に激怒した。
シーズン序盤、ライバル達に必要以上にアドバンテージを見せたくはなかったのだ。
この予選での速さがもとで、1979年ほとんどのチームがLOTUS 79のコピーマシンを製作する。

LOTUS 78とLOTUS 79の大きな違いのひとつにガソリンタンクの位置があった。
78は両サイドのサイドポンツーンとシート後方の3カ所に振り分けられていたが、
対して79はすべてシート後方に収まっていた。
LOTUS 79のマシン特性としては、
ダウン・フォース発生ポイントがフロントよりでオーバーステア傾向があり、
リアウィングを大きくして対処したためにストレート・スピードは速くはなかったようです。
この年16戦中、LOTUS 79で6勝、LOTUS 78で2勝をあげてダブル・タイトル獲得した。

そしてもうひとつ
M.アンドレッティ63点、R.ピーターソン51点で迎えたシリーズ第14戦イタリアG.P、
既にチャンピオン争いはJ.P.S.チーム・ロータスのふたりの中にあった。
予選から好調のM.アンドレッティがポールポジション、R.ピーターソンは振るわず6位。
R.ピーターソンは決勝前のモーニング・セッションでLOTUS 79リアブレーキ不調でクラッシュ。
やむなくLOTUS 78で決勝に臨むが、オーガナイザーのスタートミスで大事故に巻き込まれてしまう。
この事故でチャンピオンが確定してしまった。


THE END


by super-swede | 2010-05-10 02:15
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